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スペイン渡航体験記その5 バルセロナからの帰国と貴重品の検証

スペイン旅行体験記その5

2019年12月に現地視察を兼ねてスペインのサンセバスチャンとバルセロナに行ってまいりました。
留学ではないため語学学校には通っていませんが、お役に立つ情報もあると思いますので、今回の渡航で体験したことをご紹介します。
今回は最終回の「その5」です。帰国までの行程と持参した貴重品の利用価値を検証します。
全行程や事前に準備した貴重品やチケットなどは、スペイン渡航体験記その1をご覧ください。

1. ホテル→バルセロナ空港

午前6:55バルセロナ発の便のため、前日にホテルを通じて4時にタクシーを手配しました。
30分ほどで空港に到着。構内はまだ暗く、チェックインまでベンチで座って時間をつぶしました。
バルセロナ空港もプライオリティパスでラウンジが利用可能でしたが、まだ開いておらず利用できませんでした。

バルセロナのタクシー

ホテルから空港まで利用したタクシー。

2. フランクフルト空港

定刻通り9:10頃にフランクフルト空港に到着。5時間ほどの待ち時間があるため、まずは空港構内のカフェで朝食を済ませました。
そして、バルセロナで満足できるお土産を購入できなかったため、空港構内にあるはずのスーパーマーケット 「Tegut」で代わりのものを購入しようと思いましたが、お店が見つかりません。案内所で聞いてみると閉店したとのことです。
ネットで検索すると、空港でのお土産購入として当たり前のように紹介されていますが、まさか閉店とは…
ネットを信用しすぎるのはやはり危険ですね。

まだ時間があるため、残り時間は往路と同じくラウンジでくつろぎました。
ラウンジで2時間ほどくつろいだ後搭乗口に向かうと、搭乗前にビジネスクラスに空席があるとのアナウンスが!
念のためプレミアムエコノミーからのアップグレード追加料金を聞いてみると、1人800ユーロ(約10万円)のため断念。予約時に1人8万円追加だったのでそれよりも安い金額(5万円程度)を期待したのですが、当日空席があっても10万円の追加料金とは考えが甘かったです。

フランクフルト空港内のラウンジ

ラウンジ内の様子。写真奥にドリンクとフードコーナーがあります。シャワー室もありました。中部国際空港のラウンジよりもくつろげました。

3. 中部国際空港到着

定刻通り12月28日(土)の9:30頃に無事に中部国際空港に到着。ヨーロッパはやはり遠いですね。
イモトのWiFiを備え付けの返却ボックスに返却して帰宅しました。

4. 持参した貴重品の利用価値を検証

最後に、今回の渡航で持参した貴重品等の利用価値を検証したいと思います。

1. Masterカード(プレミアム、プライオリティパス付帯)
プライオリティパスでフランクフルト空港のラウンジが使えるため、今回の渡航のために申し込みました。年会費¥11,000円がかかり、同伴者がラウンジを利用する際には別途¥3,300の追加料金がかかりますが、往復ともに5時間以上の待ち時間があったため有益でした。
もちろん、中部国際空港のラウンジも利用できました。
※プレミアムカードは、ゴールドカードへのダウングレードも可能(カード会社によって異なる可能性あり)。しばらく海外に行かない方は、渡航後にゴールドカードへ変更してもよいでしょう。

2. VISAカード(スタンダード)
以前から所持しているカードですが、現地でMasterカードが利用できない場合を考慮して持参しました。結果的にMasterカード1枚で事足りましたが、念のため2種類のカードを持参することをお勧めします。

3. AIG損保海外旅行保険(8日間で1人¥8,240)
幸いにも今回の渡航で事故に遭うことはありませんでした。
私のカード付帯の保険にはない補償で、AIG損保海外旅行保険(9A2タイプ)にはある補償として、歯科治療と疾病死亡、旅行事故緊急費用があります。
歯科治療と疾病死亡はさておき、旅行事故緊急費用は天候や航空会社の都合による航空機遅延等、予定のサービスに支障が生じることでさらなる宿泊費や食費等の出費を余儀なくされた場合、一定の条件下でそれらの金額が補償されます。
以前、フィリピンからの帰国時に台風の影響で飛行機が12時間ほど遅れましたが、その際は加入した保険が役に立ちました。
カード付帯の保険内容によりますが、私のカード付帯の保険と比較するのであれば、旅行事故緊急費用が必要とお考えであれば、別途保険会社の海外旅行保険に加入することをお勧めします。
なお、治療費用はカード付帯の保険が300万円(私のカードの場合)の保険金額に対し、保険会社の治療費用は無制限、少なくとも数千万円です。

クレジットカード付帯保険 AIG損保海外旅行保険
障害死亡 5,000万円 1,000万円
障害後遺障害 5,000万円 30万円〜1,000万円
治療費用 300万円 無制限
救援費用 200万円 300万円
緊急歯科治療費用 10万円
疾病死亡 1,000万円
個人賠償責任 3,000万円 1億円
携行品損害 50万円 30万円
旅行事故緊急費用 5万円

私のクレジットカード付帯保険とAIG損保海外旅行保険(9A2タイプ)の比較表。
※保険金の支払い条件は、各保険で異なる場合がございます。

4. イモトのWiFi (4G/LTE、1日500MB、あんしんパック込で8日間¥14,400)
SIMカードの方が使い勝手は良いかもしれませんが、確実に初日から利用したいためにイモトのWiFiにしました。
常時接続したままにしておくと、2人で500MBでは足りない可能性があります。動画は一切見ていませんが、バルセロナでの夕食中に切れてしまいました。この日はあとはホテルに戻るだけだったので問題ありませんでしたが、ホテル内などフリーWiFiがある場所では電源を切ることをお勧めします。そして、複数人で行動する場合、できる限り1人だけ利用する方がよいと思います。
また、接続不良で利用できないこともありましたが、ホテルに戻りコールセンターに連絡して無事に解決しました。この時もあとはホテルに戻るだけだったので問題ありませんでしたが、日中にこのようなことが起こると困ったでしょうね。

イモトのWiFi

イモトのWiFiのレンタルセット。ルーター(写真右側中央)は、名刺よりひと回り大きい程度のサイズで持ち運びに便利でした。外出時はルーターだけではなく、万が一のために写真左側のご利用ガイド、またはコールセンターの電話番号を記したメモの持参もお勧めします。

5. 現金(2名で700ユーロ)
飲食店やお土産、タクシーはもちろん、ビルバオとバルセロナの地下鉄もクレジットカードが利用できたため、現金の必要性はほとんど感じませんでした(サンセバスチャン市内のバスは未確認)。
帰国後に日本円に両替しても目減りするため、旅行後半に無理して使いきりました。
所持金ゼロは不安ですが、クレジットカードの方がレートが良いため、今回の渡航では1人100ユーロ程度の所持金でよかったと思います。

以上でスペイン渡航体験記を終了とさせていただきます。
今回の渡航は留学ではありませんが、今後の留学に少しでも役立つことができれば幸いです。

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