MENU

  1. ブリッジ留学サポートセンター ブログ

  1. ブリッジ留学サポートセンター ブログ

ホームステイにアタリ、ハズレはあるの?

ホームステイにアタリ、ハズレはある?

留学に関するウェブサイトや本には「ホームステイ先で会話に慣れる」といった文章を目にすることがありますが、ホストファミリーは必ずしも学生とともに食事したり、週末にどこかへ連れて行く必要はありません。
私も「夕食時や夕食後はホストファミリーとともに過ごして今日の出来事をいろいろ話すものだ」と思っていましたが、実際このような日は週に2〜3日程度で、あとは毎晩1人でレンジして食事をしていました。
このことを学校のホームステイ担当者に相談しましたが、「苦情」として扱ってくれない上、さらに「このホストファミリーには今まで苦情がない」とまで言われました。
そこで初めて、ホストファミリーの義務は寝室や食事などの生活環境の提供で、学生との交流は任務ではないことを理解しました。そして、このホストファミリーは、確かに交流以外に不満はありませんでした。
とはいえ、留学するみなさんにとって、ホームステイは現地の文化に触れたり、語学を学んだりする場であることに変わりありません。
そこで、みなさんからよく頂くリクエストと、できるだけアタリにするためのその対応をご紹介します。

1. ホストファミリーとの交流

私がホームステイした時は、タバコやアレルギーの有無などだけで、ホストファミリーに対する要望はこれといって何も聞かれませんでした。それが、交流の少ないホストファミリーが手配された要因のひとつかもしれません。
そのため、会話を楽しみたければ「会話好きなファミリー」や「ともに夕食をとれるファミリー」、料理でコミュニケーションを取りたいならば「料理好きな家庭」など、みなさんが望む交流をホームステイ担当者にお伝えしています。
一方、静かに生活されたいのであれば、「あまり干渉しないファミリー」などのリクエストも可能です。

2. Wi-Fi環境

現在はほとんどのホームステイ先にWi-Fiが完備されています。と言いますか、Wi-Fiがないホームステイは最近記憶にありません。
ただし、オーストラリアやニュージーランド等、一部の国ではWi-Fiの利用に1週間$10 (約¥800)程度の追加料金が発生したり、動画など容量の重いダウンロードを制限しているファミリーもあります。

3. 学校の近く

ある学校によると、このリクエストは非常に多いようです。小さな街では徒歩圏内のホームステイもありますが、それなりの規模の街になると電車やバスを使って30分〜1時間はかかるでしょう。
ブリッジ留学サポートセンターでは、「学校の近く、近くが無理な場合は電車やバスで1本で通学できる所」としてリクエストしています。
尚、ニューヨークやロンドン等、一部の大都市や学校では、追加料金に応じて街の中心部付近や学校近くのホームステイを手配してくれます。

4. 夫婦2名以上

女性1人やシングルマザーのホストファミリーも珍しくありません。このようなホストファミリーでも楽しく過ごせると思いますが、典型的な家族構成のホームステイを希望する人には「夫婦2名以上のファミリー」をホームステイ担当者にリクエストしています。

5. ペットの有無

多くのホームステイ先にはペットがいます。したがって、ペット希望であればほぼ手配可能です。また、犬や猫などの指定も可能です。
一方、アレルギー等の理由でペット不可の人もいるでしょう。このようなケースでは、「ペットがいない」、「ペットがいても屋外」、または犬が苦手であれば、「犬は不可だが猫は可」としてホームステイ担当者に伝えています。

6. 子供の有無

子供は性別や年齢層によって条件が異なります。子供がいないファミリーが多いのですが、小学生以下の子供がいるファミリーもあります。
一方、18歳以上の子供は独立している場合が多いため、18歳以上の子供がいるファミリーはあまりありません。ただし、週末などに実家に遊びに来ることはあります。
※18歳以上の子供が独立して部屋が空いたため、ホームステイとして留学生を受け入れるホストファミリーもいます。

7. 他の学生の有無

留学生用の寝室が2部屋以上あるファミリーも少なくありません。他国の学生との交流が希望であれば、他国の学生がいるファミリーのリクエストが可能です。
もちろん、他に学生がいないファミリーのリクエストも可能です。

8. タバコの有無

ほとんどのホームステイ先では屋外も含めて禁煙です。したがって、タバコ不可の学生さんは問題ありません。
一方、喫煙する人にとって昨今は厳しい条件です。喫煙可能なファミリーが非常に少なく、喫煙可能でも屋外です。屋外といっても庭ではなく、喫煙場所が家から少し離れたホームステイ先も過去にありました。
話はそれますが、留学を機会に禁煙を予定している人もいます。ただ、日本での生活よりもストレスがかかるため、しばらくは禁煙できない人が多いようです。
そのため、渡航後の禁煙を予定している人には、喫煙可能なファミリーをお申込み頂くことをお勧めしています。
※喫煙不可のホームステイ先での喫煙は厳禁です。

9. 食事制限や健康問題

生活に支障をきたす項目のため確約いたします。ただし、状況に応じて追加料金が発生する場合があります。

10. まとめ

このように、多くの項目があくまでもリクエストで確約はできませんが、要望を担当者に伝えてできる限り快適なホームステイ生活を送れるように対応しています。
そして、暖かいホストファミリーを希望するのであれば、やはり地方都市がよろしいと思います。日本の都市に置き換えても、東京のホームステイよりも地方都市のホームステイの方が暖かいファミリーが多い印象がありますよね。やはり都市部のホストファミリーは、忙しかったりビジネスとして学生を受け入れるファミリーが地方よりも多いのが実情です。
ただし、都市部でも留学生との交流が好きなホストファミリーもいるので、できる限りの対応をしています。
尚、これはどうしようもありませんが、男性よりも女性を受け入れるファミリーが多いのが事実です。男性はよく食べる、部屋を散らかす、などの印象があり、女性よりも手間がかかると思われるからです。
あとは語学力ですね。語学力がまったくない人はコミュニケーションが難しいため、受入を敬遠するホストファミリーもあるようです。そういう意味でも、渡航前に少しは勉強した方がいいかもしれませんね。

PREV

HOME

NEXT

ページ先頭へ