イギリス 1年(11ヶ月)留学にかかる費用の相場と内訳
1. 学校によって費用は異なるの?
イギリス留学と一言で言っても、同じ都市、同じ授業時間数、そして同じホームステイプランでも学校によって費用は異なります。ご参考までにブライトンの1年(11ヶ月)留学にかかる提携校の費用をご紹介します。
※イギリスの語学留学は、最長11ヶ月有効のShort-Term Study Visaでの渡航が一般的です。
British Study Centres● | 約245万円 |
EC● | 約252万円 |
Language Studies International● | 約237万円 |
Regent Language Training | 約300万円 |
Sprachcaffe Languages Plus● | 約231万円 |
Stafford House International● | 約243万円 |
St Giles International Brighton● | 約235万円 |
※費用に含まれるもの:手続代行料・海外送金手数料・入学金・授業料(週15〜20レッスン程度のコース)・滞在手配料・ホームステイ(1人部屋・朝夕食付)
※費用に含まれないもの:航空券・海外旅行保険・空港出迎費(オプション)・通学費・個人的支出
※上記金額は正規費用です。また、為替レートの変動に伴い費用は変動します。
※●の学校は、随時割引キャンペーンを行っています。また、他の学校も割引キャンペーンを行う場合がございます。
このように、同じプランでも学校によって費用は異なります。割引キャンペーンを適用すると、費用の差はさらに広がるでしょう。学校を選ぶ上で、学校の規模や雰囲気、国籍比率、立地など様々ありますが、1年(11ヶ月)ともなると、学費もかさむため費用を最重視する方もいます。
2. 航空券代は?
「航空券代を含めたお見積書を下さい」といったお問い合わせを頂くことがあります。しかしながら、航空券代は航空会社や出発日、渡航都市によってまちまちです。一般的に、年末年始やゴールデンウィーク、そして7〜8月の航空券は高騰します。さらに、7〜8月の航空券代は出発日を1日ずらすだけで、数万円高くなったり安くなったりすることも珍しくありません。
あくまでも目安ですが、一例として東京(成田・羽田)⇔ロンドンの航空券代を以下にご案内します。
年末、GW、7〜8月出発は高いため、時間的に余裕のある方は、繁忙期を避けて出発しましょう。
※燃油サーチャージ、TAX込
日系、ヨーロッパ系航空会社 ※年末、GW、7〜8月出発を除く | 約15万円 |
アジア、中東経由 ※年末、GW、7〜8月出発を除く | 約12万円 |
3. 都市によっても費用は違うの?
東京と地方都市の生活費が違うように、イギリスも都市によって費用が異なります。その都市の物価は、ホームステイ代に反映されています。イギリス各都市に校舎があるBritish Study Centresを例に、各都市の1ヶ月(4週間)のホームステイ代をみてみましょう。
※1人部屋・朝夕食付
※ホームステイ代は、同じ都市でも学校によって多少異なります。
ロンドン (通学60分以内) |
ロンドン (通学45分以内) |
オックスフォード | ブライトン | マンチェスター |
---|---|---|---|---|
£800 | £940 | £800 | £720 | £720 |
ヨーク | エディンバラ | |||
---|---|---|---|---|
£720 | £800 |
ロンドンとオックスフォード、エディンバラが高く、通学時間を考慮すると最大都市のロンドンがやはり最も費用がかかりますね。設問「1」の各学校の費用はブライトン校のものですが、このように同じ学校でも都市によって費用は異なります。費用を最優先する場合は、ロンドン以外の都市がお薦めです。
4. 寮とホームステイの費用は?
寮滞在が可能な学校もあります。「寮とホームステイはどちらが安いの?」とよく聞かれますが、寮は物件によって異なります。例えば「1人部屋・食事なし」のプランでも、ホームステイ(1人部屋・朝夕食付)よりも安い寮があれば高い寮もあります。
個別のお問い合わせに対し、ケースバイケースで費用をご案内しています。
5. ルームシェアの費用は?
1年(11ヶ月)くらいの長期留学になりますと、ホームステイや寮を出てルームシェアに移る人も少なくありません。ルームシェアの費用は、食費や光熱費を含めて、ホームステイよりも2〜3割経済的、例えば、ブライトンでは、ホームステイよりも1ヶ月あたり£180前後経済的です。
つまり、1年(11ヶ月)間ずっとホームステイの場合と、最初の1ヶ月ホームステイ、残り10ヶ月ルームシェアでは、£1800(約24万円)の差が生じます。
6. 海外旅行保険料は?
海外旅行保険料は国や都市によって変わるのではなく、お申込プランによって治療救援費用や傷害死亡等の保険金額が異なり、それにともない保険料も異なります。当社取扱いのAIG損保留学生保険の「8P1タイプ」で1年間246,560円、最も高額な「TP4タイプ」で1年間291,800円です。
7. シーズン費用はかかるの?
一部の語学学校では夏期にシーズン費用が発生します。学校や地域によって異なりますが、目安として1ヶ月2〜2.5万円かかります。
夏は航空券代も高いため、7〜8月の出発はその他の時期と比べるとやはり高いですね。
8. 現地でかかる費用は?
家賃や食費などの生活費を除いて現地でかかる費用は、通学費や交際費、アクティビティなどです。 大きな買い物や旅行などをしないのであれば、1ヶ月あたり5〜6万円あれば足りるでしょう。
9. まとめ
このように、学校や渡航先、出発時期によって費用は異なりますが、航空券代や留学保険料を含めるとイギリスの1年(11ヶ月)留学の費用は、総額300〜320万円が目安となるでしょう。
共通して言えるのは、どの都市に行くにしても7〜8月の出発は高いですね。同じプランでもその他の時期と比べると5〜10万円ほど高くなるでしょう。
イギリスで1年(11ヶ月)留学をする人は、比較的時間に余裕があると思います。お急ぎでなければ、繁忙期の出発や夏の滞在を避けて留学することをお薦めします。