オーストラリアの森林火災の影響について、「普段通り生活ができますか？」、「マスクは必要ですか？」といったご質問をたまにいただきます。全豪オープンテニスの開催にも影響するような被害状況のため、無事に留学やワーキングホリデーに行けるか心配ですよね。
オーストラリアの現地提携オフィス6都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ、パース)からの報告では、都市部では全般的に火災の直接的な影響はほとんどなく、通常通り生活をしているようです。
シドニーやメルボルンでは、日によっては火災の煙が到達することもあり、このような日は外出をできるだけ控えているようですが、それでも屋外でのアクティビティを控えたり、マスクを着用する程度で、通勤や通学などは日常通りのようです。
2020年1月24日現在の各都市からの詳しい報告を以下にご案内します。

1. シドニー

最近はまったく煙たくもなく、空の色もさわやかな青色が戻っております(本日は少し雲がありますが気温は39度)。毎年夏場になると温度が上がる際、乾燥によって山火事は起こりえますので、マスクがあってもいいかもしれないですが、今現在シティで着用している人は見かけなくなりました。

2. メルボルン

メルボルンは本日少し曇っていますが、煙の影響はありません。1月に入ってから今まで2回ほど煙たい時があり、そういう日はマスクを着用してる人も街中で見ましたが、それでもかなり少数でした。1割もいなかった程度です。ただし、今後どれぐらいそういった日があるかわからないですし、マスクは重いものではないので、渡航の際に念のため日本から買って持ってこられた方がいいかと思います。

3. ブリスベン

ブリスベンの現状ですが、1月も全く山火事の影響はありません。ここ2週間ほど雨、ストームが続き多くのオーストラリア国民が喜んでいます。ストームは亜熱帯地域の夏にはよくあることですので、折り畳み傘の常備をお勧めします。

4. ゴールドコースト

ゴールドコーストは朝は晴れて、夕方から強い雨になる日が続いて降ります。 湿気が多くなり、日本の夏のようです。先週に洪水になるほどの雨が降り、一部地域が山火事から洪水に問題が変わりました。

5. ケアンズ

ケアンズは今日は快晴でとても暑い日です。昨日は少し雨が降りました。マスクされている方は誰もいません。最近は急に雷が鳴ったり、土砂降りになったりする日もある変わりやすい天気が続いていますが、それも含めて、いつもの雨季と変わらないケアンズです。

6. パース

パースは本日快晴、曇りも煙も一切ありません。マスクしている人は0人です。今週は涼しかったもののの、これから週末にかけて再度暑くなる予定です。市内は問題ありませんが、地方は今後も火災に注意が必要です。

 

以上です。
今後も気温が上昇する予報があるため、まだ警戒が必要ですが、現時点ではみなさんが留学する都市部の影響は限定的のようです。