アメリカ 3ヶ月留学にかかる費用の相場と内訳

1. 学校によって費用は異なるの?
アメリカ留学と一言で言っても、同じ都市、同じ授業時間数、そして同じホームステイプランでも学校によって費用は異なります。ご参考までにニューヨーク周辺の3ヶ月留学にかかる提携校の費用をご紹介します。
ASA College● | 約75万円 |
EC● | 約113万円 |
ELS | 約100万円 |
ELS(ニューヨーク郊外) | 約86万円 |
Embassy English● | 約102万円 |
FLS Internationa(ニューヨーク郊外)● | 約100万円 |
Kaplan International English● | 約116万円 |
Language Studies International● | 約95万円 |
Rennert | 約112万円 |
Sprachcaffe GEOS Languages Plus● | 約93万円 |
St Giles International● | 約105万円 |
※費用に含まれるもの:手続代行料・海外送金手数料・入学金・授業料(週15〜20レッスン程度のパートタイムコース)・滞在手配料・ホームステイ(1人部屋・朝夕食付または朝食付)
※費用に含まれないもの:航空券・海外旅行保険・空港出迎費(オプション)・通学費・個人的支出
※上記金額は正規費用です。また、為替レートの変動に伴い費用は変動します。
※●の学校は、随時割引キャンペーンを行っています。また、他の学校も割引キャンペーンを行う場合がございます。
このように、同じプランでも学校によって費用は異なります。学校を選ぶ上で、学校の規模や雰囲気、国籍比率、立地など様々ありますが、費用を重視する方もいます。
2. 航空券代は?
「航空券代を含めたお見積書を下さい」といったお問い合わせを頂くことがあります。しかしながら、航空券代は航空会社や出発日、渡航都市によってまちまちです。一般的に、年末年始やゴールデンウィーク、そして7〜8月の航空券は高騰します。さらに、7〜8月の航空券代は出発日を1日ずらすだけで、数万円高くなったり安くなったりすることも珍しくありません。
あくまでも目安ですが、一例としてニューヨークの往復の航空券代を以下にご案内します。
年末、GW、7〜8月出発の場合は、さらに数万円かかるとお考え下さい。時間的に余裕のある方は、繁忙期を避けて出発しましょう。
※燃油サーチャージ、TAX込
日系、アメリカ系航空会社 ※年末、GW、7〜8月出発を除く | 約20万円 |
中国、ソウルなどのアジア経由 ※年末、GW、7〜8月出発を除く | 約13万円 |
3. 都市によっても費用は違うの?
東京と地方都市の生活費が違うように、アメリカも都市によって費用が異なります。その都市の物価は、ホームステイ代に反映されています。アメリカ各都市に校舎があるKaplan International Englishを例に、各都市の1ヶ月(4週間)のホームステイ代を以下にご案内します。
※1人部屋・朝夕食付 (ただし、ニューヨークは朝食のみ)
ロサンゼルス | ロサンゼルス郊外 | サンフランシスコ | サンディエゴ | シアトル |
---|---|---|---|---|
US$1,220 | US$1,000 | US$1,300 | US$1,100 | US$1,080 |
ポートランド | ニューヨーク | ニューヨーク郊外 | ボストン | マイアミ |
---|---|---|---|---|
US$1,040 | US$2,100 | US$1,680 | US$1,240 | US$1,200 |
ニューヨークが突出して高いですね。そして、設問「1」の各学校の費用はニューヨーク校のものです。予算を最優先する場合は、ニューヨーク以外の都市がお薦めです。
ただし、ニューヨーク郊外にあるELSやFLSのホームステイ代は、ロサンゼルスと同水準です。
また、航空券代を含めた総費用は、必ずしも「物価の安い都市=低予算で済む」とは限りません。ロサンゼルスやサンフランシスコなど、就航している航空会社が多い都市は、他の都市よりも航空券代が安く済む場合があります。
4. 海外旅行保険料は?
海外旅行保険料は国や都市によって変わるのではなく、お申込プランによって治療救援費用や傷害死亡等の保険金額が異なり、それにともない保険料も異なります。当社取扱いのAIG損保留学生保険の「8P1タイプ」で3ヶ月間58,160円、最も高額な「8P4タイプ」で3ヶ月間68,690円です。
クレジットカードに付帯した保険で渡航する方もいます。
5. 寮とホームステイの費用は?
寮滞在が可能な学校もあります。「寮とホームステイはどちらが安いの?」とよく聞かれますが、寮は物件によって異なります。例えば「1人部屋・食事なし」のプランでも、ホームステイ(1人部屋・朝夕食付)よりも安い寮があれば高い寮もあります。
個別のお問い合わせに対し、ケースバイケースで費用をご案内しています。
6. シーズン費用はかかるの?
一部の語学学校では夏期にシーズン費用が発生します。学校や地域によって異なりますが、目安として1ヶ月1〜2万円かかります。
夏は航空券代も高いため、7〜8月の出発はその他の時期と比べるとやはり高いですね。
7. その他にかかる費用は?
オプションの空港からホームステイや寮への空港送迎サービスや、現地で遣う個人的支出があります。
空港送迎サービスは都市や学校によって異なりますが、1〜2万円が相場です。
個人的支出は、ホームステイの場合、朝夕食が含まれているため、現地でかかる費用は、昼食代、通学費、アクティビティ費用、お小遣いくらいでしょう。
大きな買い物や旅行などをしないのであれば、1ヶ月で5〜6万円くらいで足りるでしょう。
8. まとめ
このように、学校や渡航先、出発時期によって費用は異なりますが、航空券代や留学保険料を含めるとアメリカの3ヶ月留学の費用は、総額100〜120万円が目安となるでしょう。
共通して言えるのは、どの都市に行くにしても7〜8月の出発は高いですね。同じプランでもその他の時期と比べると5〜10万円ほど高くなるでしょう。
3ヶ月留学をする人は、比較的時間に余裕があると思います。お急ぎでなければ、繁忙期の出発や夏の滞在を避けて留学することをお薦めします。