フランス 1週間留学にかかる費用の相場と内訳
1. 学校によって費用は異なるの?
フランス留学と一言で言っても、同じコース、同じホームステイプランでも学校や都市によって費用は異なります。フランスの1週間留学にかかる提携校の費用をご紹介します。
ACCORD Language School (パリ) | 約135,000円 |
France Langue (パリ) | 約138,000円 |
Language Studies International (パリ)● | 約146,000円 |
Sprachcaffe Languages Plus (パリ) | 約132,000円 |
French In Normandy (ルーアン) | 約123,000円 |
Lyon Bleu International (リヨン) | 約99,000円 |
Cavilam (ヴィシー) | 約113,000円 |
France Langue (ニース) | 約116,000円 |
Sprachcaffe Languages Plus (ニース) | 約118,000円 |
College International de Cannes (カンヌ) | 約119,000円 |
Accent Francais (モンペリエ) | 約104,000円 |
France Langue (ボルドー) | 約130,000円 |
France Langue (ビアリッツ) | 約134,000円 |
※費用に含まれるもの:手続代行料・海外送金手数料・入学金・授業料(週15〜25レッスン程度)・滞在手配料・ホームステイ(1人部屋・朝夕食付)
※費用に含まれないもの:航空券・海外旅行保険・空港出迎費(オプション)・通学費・個人的支出
※上記金額は正規費用です。また、為替レートの変動に伴い費用は変動します。
※●の学校は、随時割引キャンペーンを行っています。また、他の学校も割引キャンペーンを行う場合がございます。
このように、同じプランでも都市や学校によって費用は異なりますが、費用のかかる長期留学と比べて金額が小さいために、差はあまりありません。そのため、行きたい地域や学校の規模、雰囲気など、費用以外を優先して地域や学校を決める方が多いです。
2. 航空券代は?
「航空券代を含めたお見積書を下さい」といったお問い合わせを頂くことがあります。しかしながら、航空券代は航空会社やご出発時期、渡航都市によってまちまちです。一般的に、年末年始やゴールデンウィーク、そして7〜8月の航空券は高騰します。さらに、7〜8月の航空券代は出発日や帰国日を1日ずらすだけで、数万円高くなったり安くなったりすることも珍しくありません。
あくまでも目安ですが、一例として東京(成田・羽田)⇔パリの往復の航空券代を以下にご案内します。
※燃油サーチャージ、TAX込
直行便 (年末、GW、7〜8月出発) | 約25万円〜 |
経由便 (年末、GW、7〜8月出発) | 約15〜20万円 |
直行便 (その他の時期) | 約15万円 |
経由便 (その他の時期) | 約10〜12万円 |
3. 都市によっても費用は違うの?
東京と地方都市の生活費が違うように、フランスも都市によって費用が異なります。その都市の物価は、ホームステイ代に反映されています。フランス各都市の1週間のホームステイ代をみてみましょう。
※1人部屋・朝夕食付
※ホームステイ代は、同じ都市でも学校によって多少異なります。
パリ | ルーアン | リヨン | トゥール | ビシー |
---|---|---|---|---|
€340 | €199 | €200 | €196 | €190 |
ビアリッツ | ボルドー | ニース | カンヌ | モンペリエ |
---|---|---|---|---|
€268 | €252 | €266 | €324 | €190 |
パリとカンヌが高いですね。ただし、航空券代を含めた総費用は、必ずしも「物価の安い都市=低予算で済む」とは限りません。パリなど、就航している航空会社が多い都市は、他の都市よりも航空券代が安く済む場合があるため、1週間留学ではパリが他の都市よりも低予算になることもあります。
4. 海外旅行保険料は?
海外旅行保険料は国や都市によって変わるのではなく、お申込プランによって治療救援費用や傷害死亡等の保険金額が異なり、それにともない保険料も異なります。当社取扱いのAIG損保留学生保険の「1T2タイプ」で8日間7,470円、最も高額な「9T5タイプ」で8日間12,150円です。
クレジットカードに付帯した保険で渡航する方もいます。
5. 寮とホームステイの費用は?
今まではホームステイの費用をご案内してきましたが、寮滞在が可能な学校もあります。「寮とホームステイはどちらが安いの?」とよく聞かれますが、寮は物件によって異なります。例えば「1人部屋・食事なし」のプランでも、ホームステイ(1人部屋・朝夕食付)よりも安い寮があれば高い寮もあります。
個別のお問い合わせに対し、ケースバイケースで費用をご案内しています。
6. シーズン費用はかかるの?
一部の語学学校では夏期にシーズン費用が発生します。学校や地域によって異なりますが、目安として1週間あたり数千円かかります。
夏は航空券代も高いため、夏休みの留学はその他の時期と比べるとやはり高いですね。
ゴールデンウィークは、日本だけ繁忙期のため、航空券代は高いものの、語学学校の費用には影響しません。
年末年始の留学は、まずフランスでは休校している学校が多く、開校している学校の数は限られています。開校している学校も、その年のカレンダーにもよりますが、少なくとも12/25と1/1は休校です。
そして、ホームステイに1〜2万円程度の追加費用がかかる場合があります。航空券代も高く、学校にもほとんど出席できないため、お薦めしません。
※教師宅ホームステイは、祝日に関係なく通常通り参加可能です。
7. その他にかかる費用は?
オプションとして空港からホームステイや寮への空港送迎サービスや、現地で遣う個人的支出があります。
空港送迎サービスは都市や学校によって異なりますが、1〜2万円が相場です。
個人的支出は、ホームステイの場合、朝夕食が含まれているため、現地でかかる費用は、昼食代、通学費、アクティビティ費用、お小遣いくらいでしょう。
大きな買い物や旅行などをしないのであれば、1週間で数万円あれば足りるでしょう。
8. まとめ
このように、学校や渡航先、出発時期によって費用は異なりますが、航空券代や留学保険料を含めるとフランスの1週間留学の費用は、総額25〜30万円が目安となるでしょう。
共通して言えるのは、どの都市に行くにしても旅行と同じように、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始は高いですね。同じプランでも他の時期と比べると、航空券代の差額以上は高くなるでしょう。
ただし、これらの繁忙期でも計画的に数ヶ月前に決めて頂ければ、比較的航空券は安く購入できるでしょう。また、夏休みは8月下旬以降のご出発であれば比較的航空券を安く購入できます。現地の環境も落着きつつあるので、夏休みの長い大学生やピークをずらして夏休みを取得できる社会人の方は、8月下旬以降のご出発もオススメです。